製紙工場の省エネには、エアーの消費量削減が重要な要素となってきている。
多数のカメラと照明の冷却のために、大量のエアーが消費されている。
ペーパーマシンに装備するカメラが増加するにつれ、冷却エアーの消費量が増えることが、大きな問題となりつつあります。
プロシメックスは、冷却エアーの消費量を抑えるツールを開発しました。
10-40%冷却エアーの消費量を削減します。
劣悪なウェットエンド部に設置したWMS用カメラは、ピンホールハウジングと適切なエアフローのおかげで、常に完全な視野を保っています。ハウジング中央のピンホールを通して高速でエアーを流すことにより、水分やごみのハウジング内への侵入を防いでいます。ハウジングはガラス窓はなく、その汚れの心配もありません。ピンホールカメラはハウジング中央のホールを通して紙面を観察します。
このピンホールを利用したカメラハウジングは、エアーの消費量を削減するだけなく、メンテナンスフリーで使用できます。窓のクリーニングも必要ないため、ワイパーが視野を遮ることもなく、100%の検査を実現します。
カメラハウジング内の断熱によって冷却エアーの消費量を削減しています。60度以上の環境においては、カメラの正常動作確保のため、ボルテックスクーラーを使用します。さらに高温のエリアでは、水冷を使用します。
省電力だけではなくエアー消費量の削減においても、ストロービング照明は効果を発揮します。
特に高温で火災発生リスクのある場所においては、常灯の照明との差はより大きくなります。
カーボンファイバー製フレームと照明
ウェットエンドに設置する場合には、照明には水洗機能を付加します。
カーボンファイバー製フレームは断熱されており、内部のカメラと照明は少量のエアーで冷却可能です。