ウェブ破損の根本原因を突き止める高性能ツール

ある日突然、ウェブが破損することがあります。予定されていた紙の生産と、各オペレーターの業務計画が台無しになります。他のすべての日常業務を後回しにせざるを得ない事態です。こうした事態の再発防止には、ウェブ破損の根本原因を突き止めることが重要です。幸いにも、ウェブ破損の根本原因はピックアップ部ウェブ検査で特定できます。今回の事例では、小さなハエが原因でした。

1.ピックアップ部ウェブ検査フレームとピックアップ部で撮影された欠陥箇所の画像(紙のウェブに引っかかった虫)。2.虫によるウェブの破損、プレス部で生じた欠陥箇所の画像。

プレス部の紙のウェブの側面に設置された従来のウェブ監視カメラでは、紙の端に近い欠陥箇所しか確認できません。欠陥箇所がウェブの中央にある場合、ウェブ監視カメラは欠陥箇所を見落とす可能性があります。また、たとえ欠陥箇所が紙のウェブの端の近くにあっても、従来のウェブ監視カメラでは、汚れがひどくて、十分に鮮明な画像を提供できないことがよくあります。

だからこそ、ピックアップ部ウェブ検査は画期的な技術です。抄紙機のピックアップ部に設置されたウェブ検査フレームは、紙のウェブの全幅にわたって、欠陥箇所の画像を鮮明に撮影します。また、革新的なProcemex ProCleanテクノロジーを利用して撮影された画像はきわめて鮮明です。ピックアップ部ウェブ検査では、専用の検査フレームでカメラレンズを常時クリーンに保つため、5mm の穴から空気を排出するピンホール クリーニング技術を採用しています。この技術により、フレーム内のすべてのカメラが 24 時間 365 日クリーンな状態に保たれ、紙のウェブのいかなる欠陥も見逃しません。

ところで、ピックアップ部が欠陥検出のゲームチェンジャーになったのはなぜでしょうか?それは、根本原因の調査対象を抄紙機の一部に限定できるからです。ピックアップ部ウェブ検査で撮影された画像に欠陥が確認できれば、それは調査対象を成形部に絞り込むことができるというシグナルです。逆に、ピックアップ部ウェブ検査で欠陥が確認できた場合、紙のウェブの破損を引き起こした根本原因は、ピックアップ後のプレス部に存在するはずです。

当社の経験から言えば、ピックアップ部ウェブ検査は、パフォーマンスを向上させるのに機械のどの部分を清潔にすればよいかを的確に把握するのに便利です。この情報を利用することで、オペレーターは貴重な時間を節約し、根本原因の調査の対象箇所を絞ることができます。多くの場合、欠陥の原因は抄紙機の内部に蓄積した汚れです。これは、清掃の観点からも有意義な情報です。同じ理由でウェブの破損が生じないように、今後は機械の部品をさらに頻繁に、丁寧に清掃する必要があります。

ピックアップ部ウェブ検査システムは、幅広・高速抄紙機にも対応しています。詳しくは当社営業チームまでお問い合わせください。

ピックアップ部ウェブ検査フレーム(フロアの真上)。

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動画:Procemex ピックアップ部ウェブ検査システム

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